*For those who love living in the city, working in the city, and riding in the city*
この度デイジーメッセンジャーでは従来の自転車便サービスの他に、自転車の出張修理サービス、ローカルショップの商品デリバリーサービスを始めました。
詳細は新しくなったデイジーメッセンジャーのHPからそれぞれのページをご覧ください。
<<<自転車修理サービス>>>
<<<ショップデリバリーサービス>>>
私たちは名古屋の街で働いていたり、名古屋の街に住んでいる人たちにとって本当に必要なサービスを提供することによって、その街に住むことが誇りと思えるような存在でありたいと考えています。
“なぜ車を使わないの?というのはもっともな問いだけれども、何が必要で何が可能かをじっくり考えて行くと、これまで常識だと考えていた前提はそれほど重要では無い事に気が付きます。”

街中ではどんなに道が広くても信号の多さや駐車場の少なさから車はどうしても動きが悪くなります。そんな街中には新聞配達、市場の配達、出前などいまでも自転車をメインに使っているお店や会社はまだまだ沢山あります。
これまで私たちメッセンジャーはビジネスユーズをメインに捉え、スピードと低価格を頼りに街を走ってきましたが、その存在は非常に危うく、幾つもの会社が出来ては消え、何人ものメッセンジャーがいなくなってしまいました。
メッセンジャーに出来る、その街に住む人や働く人にとって本当に必要なサービスはなんだろう?そんな風に考えて二つの新しいサービスを始めることにしました。
その一つ、自転車の修理サービスはこの数年街中に自転車を使う人がどんどん増えていること、その反面自転車を扱うお店が街中に少ないこと、そしてメッセンジャーの機動力を使えば多くの自転車トラブルを修理することが出来るのではないかというアイデアから生まれたサービス。中区と名古屋駅を中心にそこで自転車を使っている人の安心感につながるようなサービスを目指します。
もう一つのショップデリバリーサービスは、名古屋の街中には本当においしい物を提供していたり、人や地域にとって本当に良い物を提供しているお店が多くあって、もっと多くの人にそれを提供したいと思っている。そんなお店との出会いからこのサービスは生まれました。お店から即座に届ける...、鮮度の高さとは何も商品のことだけではなくて、それを「欲しい!」と思った時の気持ち、そしてそれが「できた!」とか「入荷した!」という思いにもあてはまるものです。今はまだMitts Coffee Standの1店舗ですが他にもいろいろな人やお店と相談中です。

現代はどこにいてもだいたい同じようなモノやサービスが手に入る時代です。
それでも多くの人が東京や大阪のような大きな都市を目指すのは、そこにさまざまな人や仕事の形があり、バラエティに富んだお店や商売の形があり、多種多様なライフスタイルが存在している、というふうにその街が際立ってユニークな存在になっているということではないでしょうか。
言い方を変えると地方の街のユニークさが鈍っているとも言えると思います。
地方都市と大都市のせめぎ合いのようなこの名古屋で、メッセンジャーや自転車文化というものが街のユニークさを体現する存在のひとつになれば、と思うのです。

photo Nori Sawa
人から人、お店から人、街と人とを排気ガスや交通渋滞、駐車場を介さずにシームレスにつなぐ。
“なぜ車を使わないの”という問いの答えはそこが街だからです。
- 2014.07.07 Monday
- メッセンジャーサービス案内・利用例
- 10:03
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- by izuru